研究課題
若手研究(B)
肝臓は栄養・代謝に関与する最重要臓器であり、肝硬変患者では血漿中アミノ酸不均衡が出現する。このアミノ酸不均衡が易感染性宿主である肝硬変患者の免疫機構に与える影響を研究した。肝硬変患者に出現する分岐鎖アミノ酸の低下が、免疫機構の重要細胞である樹状細胞の活性化を抑制し、更に分岐鎖アミノ酸を肝硬変患者に経口投与することでその活性化が改善できることを明らかにした。肝硬変患者のアミノ酸不均衡、特に分岐鎖アミノ酸の低下を補正する事で感染症などの合併症を予防できる可能性がある。
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