研究課題
若手研究(B)
非アルコール性脂肪肝疾患患者では末梢血単核球のエストロゲンレセプターGPR30の発現が健常人に比し有意に増加し、エストロゲンレセプター(ER)αの発現が肝のインスリン抵抗性を反映するレプチンや体重指数(BMI)と正の相関を認めた。一方、卵巣摘出マウスでは高脂肪食により肝脂肪化、インスリン抵抗性、肝酵素ALTの上昇を認めた。以上より、エストロゲンレセプターの発現やエストロゲン欠乏が非アルコール性脂肪肝炎(NASH)病態に関与していることが示唆された。
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