研究課題
若手研究(B)
1)喘息における気道被覆液中蛋白のグルタチオン化修飾について。Ovalbumin(OVA)による好酸球性炎症モデルにて、気管支肺胞洗浄液(BALF)中の可逆的な蛋白酸化の一つであるグルタチオン化蛋白は、OVA曝露後8時間後の早期のみ出現し、その酸化修飾を還元するグルタレドキシン(GRx)は24~48時間後に増加した。2)加齢と喫煙による抗酸化転写因子NF-E2-Related Factor 2(Nrf2)とグルタチオン産生律速段階酵素の発現について。無症状の若年者と中高年者に気管支鏡を行い、気道上皮を採取した(n=30)。中高年では非喫煙者と比較し喫煙者でNrf2 mRNAおよびγ-GCSmRNA発現が低下していたが、若年者では差がなかった。免疫染色にて若年者での核でのNrf2陽性細胞の比率は増強していたが、中高年者は低下していた。
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