Interleukin-18(IL-18)は炎症性サイトカインとして知られ生体防御因子として働く一方、自己炎症性疾患の悪化にも関与が指摘されている。IL-18関連疾患の病態解明,治療薬開発を目的としリガンドレセプター複合体の構造解析を目指して研究を行った。 大腸菌発現系、バキュロー昆虫細胞発現系を用いてリガンドとレセプター蛋白を発現させ、リガンド/レセプター複合体として精製した。レセプター蛋白にっいて精製方法を改善したところリガンドレセプター複合体としての蛋白結晶から回折像を得ることができた。セレノメチオニン含有蛋白複合体での解析を現在進めている。
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