研究課題
若手研究(B)
本研究では、癌転移一形態であるリンパ行性転移について、その早期診断を実現するための新規PET用標識薬剤の開発を目指した。リンパ行性転移の早期過程に関与しているVEGFR3の阻害剤をベースとして、炭素11標識プローブの開発を試みた。そして、標識前駆体および標識体の合成に成功し、AH109A担癌ラットでPET腫瘍イメージングでは、高くはないが、放射能の腫瘍集積性が観察され、今後のより詳細な検証が期待される。
すべて 2010 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 備考 (1件)
Appl Radiat Isot. 68(9)
ページ: 1703-1708