研究代表者の出産、産休、異動、異動先の病院のMRI入れ替え工事、震災によるMRIの故障など、研究期間中は様々な障害に見舞われ、結果的に、肺癌症例5例、子宮頚癌症例6例のMRI 撮影に留まった。研究結果を出すためには、さらなる症例の蓄積が必要ではあるが、MRIとCTとをそれぞれ使用した治療計画のDoes volume曲線の差は、標的部位、リスク臓器ともに5%以内であり、MRIを利用した治療計画でも、許容範囲内の誤差で治療計画が行える可能性はあるものと思われた。今後、この研究に関しては継続的に症例を集めていく予定である。
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