研究課題
若手研究(B)
末梢神経傷害時には、マクロファージ浸潤による神経炎症により神経因性疼痛を引き起こす。また、糖尿病などの分野で既に臨床応用されているPeroxisome proliferator-activated receptor gamma(PPARγ)はマクロファージの性質を制御しており、末梢神経傷害時のマクロファージの動態とPPARγの効果について、マウスの坐骨神経結紮モデルを使用して調べた。早期のPPARγ投与はマクロファージの浸潤を抑制し、抗炎症物質を誘導することでアロディニアを改善した。これらの結果は今後の神経因性疼痛治療の可能性を含んでいる。
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Anesth Analg, peer-reviewed in press