研究課題
若手研究(B)
胎盤機能の推定精度を向上させるためには、胎盤における遺伝子発現状態を反映するmRNAに加えて遺伝子発現制御因子であるmicroRNAについても評価する必要があると考えている。そこで、母体血漿中へ流入する胎盤特異的microRNAを網羅的にスクリーニングして、24種類の妊娠と関連した胎盤特異的microRNAを同定した。その大部分は、ゲノム刷り込み領域であるChromosome 19 microRNA cluster領域に存在し、胎盤における後生的遺伝子修飾の状態や子宮内胎児発育遅延、妊娠高血圧症候群あるいは胞状奇胎などの妊娠合併症の病態を推定しうる分子マーカーとしての臨床的有用性が見出された。
すべて 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (20件)
Human Reproduction 25
ページ: 1076-1080
Prenatal Diagnosis 30
ページ: 849-861
Clinical Chemistry 56
ページ: 1767-1771
Jpn J Clin Oncol. 40
ページ: 420-424
J Med Ultrasonics. 37
ページ: 209-212
産婦人科の実際 第59巻 第12号
ページ: 2043-2049
周産期医学 第40巻 第6号
ページ: 727-731
日本産婦人科・新生児血液学会誌 vol18, No.2
ページ: 107-113
Journal of Human Genetics in press.
Journal of Human Genetics in press
The Journal of Obstetrics and Gynaecology Research in press.