研究課題
若手研究(B)
ホルモン療法を受ける前立腺がん患者のQOLは、SF-8において、社会的活動と日常役割機能(精神)で低い値であった。身体的変化は、ホルモン療法開始3~6ヶ月の間で体脂肪率が著明に増加し、その後維持する傾向がみられた。下肢筋力の低下、肥満、骨密度低値の傾向がみられることから、治療開始と同時に患者の活動耐性に合わせた腹部・下肢の筋力アップを目指した継続的な運動プログラムが必要であることが示唆された。