研究課題
研究活動スタート支援
物理学や化学、および、生物学におけるポテンシャルの概念に着想を得た自己組織型の制御方式により、トポロジに変化がある場合でも効率的なデータ転送可能な経路制御方式を提案した。自然界では、様々な勾配場が重畳されてポテンシャル場が形成されるというアナロジーにもとづき、既存研究で提案されているデータ転送のための勾配場に、トポロジの変化を考慮した勾配場を重畳する。シミュレーションにより、トポロジの変化がある場合でも、低遅延かつ少ない制御情報量でデータ転送が可能なポテンシャル経路制御を実現した。