研究課題/領域番号 |
21810010
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎ゲノム科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
宮野 勝 金沢大学, フロンティアサイエンス機構, 博士研究員 (50547198)
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研究協力者 |
堀家 慎一 金沢大学, フロンティアサイエンス機構, 特任助教 (40448311)
堀家 牧子 金沢大学, 学際科学実験センター, 博士研究員 (20304222)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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キーワード | 遺伝子 / ゲノム刷り込み / 発現制御 / クロマチン構造 |
研究概要 |
哺乳類のゲノム刷り込み発現に必要な因子の同定、エピジェネティックな修飾と高次クロマチン構造を明らかにすることを目的として研究を行った。その結果、ヒトH19遺伝子において、鳥類細胞ではDNA修飾等のエピジェネティックな変化は見られないが、哺乳類細胞でみられた高次クロマチン構造が形成されていないことが明らかになった。これにより、正常なゲノム刷り込み発現には、進化の過程で獲得した鳥類細胞には存在しない因子により、ゲノム刷り込み遺伝子近傍に適切な高次クロマチン構造が形成されることが重要である可能性が示唆された。
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