研究課題
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大型単結晶を用いて層状窒化物超伝導体の詳細な物性研究を目指したが、十分な大きさの結晶を得ることは極めて困難であった。そこで、多結晶試料を用いながらも、嫌気性物質専用の比熱セルを開発し、系統的な比熱測定を可能とした。結果、銅酸化物高温超伝導体と類似して磁気ゆらぎが超伝導の発現に寄与していることが示唆された。開発した測定法は他の嫌気性物質にも有用であることも示された。さらに、電界誘起超伝導の新しい探索手法の開発にも成功した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
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http://iwasa.t.u-tokyo.ac.jp/kasahara/kasahara.html