研究課題
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われわれはヒト正常舌角化細胞にHPV16型のE6およびE7遺伝子を導入することにより「不死化」に成功した。さらに、この不死化細胞(HTK1-16E6E7)にタバコ特異的ニトロサミンであるNNKとエタノールを作用させ、高カルシウム培地に適した細胞(HTK1-16E6E7-NNK+EtOH)を樹立した。そこで、NNKおよびエタノールにより不死化細胞が獲得した細胞生物学的変化を解析し、従来の頭頸部扁平上皮癌の責任遺伝子として報告された結果と照らし合わせ、口腔発癌における責任遺伝子の同定を行った。
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