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2023 年度 研究成果報告書

超高速分光を駆使したプロトン伝導型固体電解質のプロトンダイナミクスの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21H01015
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
研究機関大阪大学

研究代表者

永井 正也  大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 准教授 (30343239)

研究分担者 奥山 勇治  宮崎大学, 工学部, 教授 (80613281)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードプロトン伝導形固体電解質 / ポーラロン / 欠陥
研究成果の概要

本研究では物質科学で局所構造に対して敏感であることが知られている発光や赤外分光に注目し、プロトン伝導形固体電解質であるジルコン酸バリウムに適用することで、キャリアとなるプロトンやドーパント近傍の局所構造を明らかにした。このアプローチの妥当性を酸素伝導形固体電解質を用いて検証した。さらには赤外超高速分光に展開し、動的ダイナミクスの解明を試みた。

自由記述の分野

光物性

研究成果の学術的意義や社会的意義

燃料電池中の固体電解質の研究はこれまでは物質の平均的構造やイオン拡散の平衡状態が議論されていた。本研究では物質科学で局所構造に対して敏感であることが知られている発光や赤外分光に注目し、これまでアクセスできなかったキャリアイオン近傍の局所構造を評価することを明らかにした。これは固体電解質の材料開発の新たな指標となることが記載される。

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公開日: 2025-01-30  

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