研究課題/領域番号 |
21H01509
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪市立大学 (2021) |
研究代表者 |
松下 大輔 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (90372565)
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研究分担者 |
上田 哲也 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 講師 (00844242)
瀧澤 重志 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (40304133)
加登 遼 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 講師 (50849396)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 睡眠計測 / 生活行動 / マイクロ波レーダー / 脳波(EEG) / 眼電位(EOG) / 睡眠の質 |
研究成果の概要 |
マイクロ波レーダーを用いた非接触睡眠計測手法を開発し寝室での日常的な睡眠計測を検証した。体動をニューラルネットワークで学習し睡眠覚醒状態判定予測モデルを得た。脳波計のEEG-EOGに基づく教師値に対して本手法は睡眠パラメータSOL、TST、SEにおいて統計的に同等の精度を示した。また、郊外住宅団地の住人を対象に、地域住民主導による持続可能な健康増進活動を目指して、日中活動の歩行習慣の定着と移動機能の向上を検証した。前期高齢者の68.4%、後期高齢者の54.5%が健康な高齢者の推奨基準を達成した。GLFS-25と2-step試験の結果より歩行期間後は歩行期間前より移動機能の有意な向上が見られた。
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自由記述の分野 |
建築計画学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活様式や心身の特性などで個人差の大きい睡眠状況を改善するためには日中の活動と睡眠の質との相関をとらえる必要がある。ポリグラフ検査のような被験者にとって負荷の大きい実験室での計測手法でなく、居住環境に溶け込み心々に負担を与えない形で長期間にわたる継続的なデータの取得が可能な本手法は住宅における日常的な睡眠計測に資する点で有意義である。また、歩行は手軽で有効な日中活動として知られる。持続可能な歩行活動が歩行習慣の定着と移動機能の向上をもたらしたことは健康寿命延伸や医療介護費の削減に資する点で有意義である。
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