波浪中を航走する船舶の船体表面に作用する圧力を面分布として計測するため、温度干渉影響の少ないFBG圧力センサー(ver.7)を開発し、それを用いた計測法およびデータ解析技術を確立した。開発した圧力センサーを供試模型片舷に379点ほど貼り付け、正面向い波(規則波)中の色んな波長における圧力分布を計測することで、圧力センサーと計測・解析法の精度を確認している。一方、簡易結合法に基づくランキンパネル法による理論計算において定常攪乱影響を精度良く計算する手法を開発し、FBG圧力センサにより計測された圧力分布レベルで比較することによりその有効性を確認している。
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