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2023 年度 研究成果報告書

エネルギー効率と機動性に優れたハイブリッド型AUVの実用化研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21H01552
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分24020:船舶海洋工学関連
研究機関大阪公立大学 (2022-2023)
大阪府立大学 (2021)

研究代表者

有馬 正和  大阪公立大学, 大学院工学研究科, 教授 (70264801)

研究分担者 石井 和男  九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授 (10291527)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードハイブリッド型海中ロボット / 水中グライダー / 海洋環境生態系モニタリング / 自律型海中ロボット / AUV
研究成果の概要

将来の海洋資源の探査や海洋環境生態系の観測において、自律型海中ロボットの活躍が期待されている。申請者らが提案する「ハイブリッド型海中ロボット(HAUV)」は浮力調整装置と重心移動装置を備え、鉛直姿勢での潜降・浮上を行うことで流体抵抗を減らし、海中では水中スラスターを用いて自由自在に行動することができるため、エネルギー効率を大幅に改善して機動性を高めた行動を実現できる。本研究では、HAUVの試験機を改装して海中での運動性能をさらに向上させるとともに、実海域での試験を行い、実用可能性を明らかにした。

自由記述の分野

海洋システム計画学

研究成果の学術的意義や社会的意義

海底数千メートルで活躍する自律型海中ロボットは、搭載する動力源(バッテリー容量)の制約から長期間・広範囲での行動が極めて困難であった。本研究では、エネルギー効率を大幅に向上させ、機動性を高めた「ハイブリッド型海中ロボット」を提案することで、課題の解決を図ることができた。工学的手法を用いてわが国の将来のエネルギー政策や経済安全保障の推進に大きく貢献できることが本研究の学術的意義であり、社会的意義でもある。

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公開日: 2025-01-30  

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