研究分担者 |
末田 邦子 愛知淑徳大学, 福祉貢献学部, 准教授 (00434556)
坂井 めぐみ 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 特別研究員(RPD) (00851578)
松田 亮三 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (20260812)
美馬 達哉 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (20324618)
中村 江里 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 准教授 (20773451)
松岡 弘之 岡山大学, 社会文化科学学域, 准教授 (30877808)
橋本 明 愛知県立大学, 教育福祉学部, 教授 (40208442)
由井 秀樹 山梨大学, 大学院総合研究部, 特任助教 (40734984)
久保田 明子 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (40767589)
後藤 基行 立命館大学, 先端総合学術研究科, 准教授 (70722396)
瀬山 紀子 埼玉大学, その他部局等, 准教授 (00599813)
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研究実績の概要 |
2022年度から引き続き優生保護法による強制不妊手術関連資料の開示請求を行い、全都道府県および6市区町村の資料収集とデータ化を完了した。開示文書のJPG画像は47,549枚、歴史公文書等はJPG画像で9,128枚となった。加えて、国家賠償請求訴訟の判決文14件、各種統計資料・報告書約1560点を収集した。電子データは立命館大学のオンラインストレージに保存、メンバーが収集した一部 資料も含めて利用ガイドラインのもとで科研メンバーが閲覧できるようにした。 また本プロジェクトメンバーによる研究会として、1)国会の優生保護法調査報告書の検討会(8月3日)、2)Erika Dyck教授(サスカチュワン大学)を招いてのLiving Archives on Eugenics in Western Canada に関するオンライン講演会(6月18日)、3)韓国から6名の研究者を招聘したワークショップ「歴史と史料の中の優生学:日本と韓国のケースより」(10月7日・8日)、4)研究分担者と研究協力者による研究報告会(3月11日)を実施した。さらに、同意を得られた強制不妊手術の被害者(60~90才代)19人(男性7人・女性12人)に対し、立命館大学「人を対象とする研究倫理審査委員会」の承認(衣笠-人-2022-44)を経てインタビュー調査を実施した。 今後は、成果を論文集として出版するとともに、収集資料のさらなる分析、収集資料のメタデータの作成、被害者インタビューの継続、デジタルアーカイブの構築と倫理的で持続可能な公開のあり方の検討等を行う。
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