研究課題/領域番号 |
21K01308
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
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研究分担者 |
福田 八寿絵 鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 教授 (60625119)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Covid-19 感染制御 / デジタル経済 / DX(デジタル・トランスフォーメーション) / 成長戦略 / ソーシャル・キャピタル / テクノストレス / EUデジタル主権 / サイバーレジリエンス |
研究成果の概要 |
本研究では、「予見的ガバナンス」の観点から、日欧のデジタル改革と成長戦略の比較分析を行った。2021年と2022年には、新型コロナ禍における日本の教育者が遭遇したデジタル化とテクノストレスの関係を多変量解析により考察し、2報の査読付き海外英文ジャーナルに発表した。2021刊行論文は、世界で47のサイテーション、2022年刊行論文、9サイテーションを得ている。本研究の最終成果として、EU/日本のデジタル変革(DX)と成長戦略を論じた論稿、およびEUのデジタルプラットフォーム政策とSDGsの関係を論じた2論文は、2023年『EU・欧州統合の新展開とSDGs』(成文堂)として公刊した。
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自由記述の分野 |
政治学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第1に、クラウド・AI・ビッグデータなどのデジタル技術の利活用とグローバルな規制により、循環型経済社会の構築と各産業分野でのエネルギー使用の最適化に貢献できることが明らかになった。第2に、地政学的連合の台頭、安全保障の観点からデジタル主権を強化し、ソフト・パワーのみではなく日欧防衛産業の育成、加盟国間の軍事協力の最適化することで、国際安全保障、国連SDGsにおけるグロール・ガバナンスへの貢献が期待できる。第3に、共通の価値と利益を有する日本とEUがデジタル規制分野における日欧協力によりデジタル主権を確保し、国際法に基づく世界平和秩序の維持に日本も貢献できることが示唆された。
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