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2023 年度 実施状況報告書

日本のサポーティング・インダストリーの競争力に資する分業関係に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K01700
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

藤川 健  兵庫県立大学, 国際商経学部, 准教授 (50454484)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードサポーティング・インダストリー / 基盤的技術 / 中小企業 / 技術経営 / 国際競争力 / 金型
研究実績の概要

本研究課題である「日本のサポーティング・インダストリーの競争力に資する分業関係に関する研究」では、研究代表者独自の「技術競争力における焦点」から日本の金型産業の望ましい分業関係を模索することを目的とする。本年度は、このようなオリジナルの概念である「技術競争力における焦点」を理論的に補強することと、過去の日本の企業間関係の議論を精査することに努めた。そして、そのような研究成果として、令和5年度は、論文1本(藤川健[2024]「サプライチェーンにおける中小企業の役割 」公益財団法人公正取引協会『公正取引』第881号)と学会報告2回(藤川健[2023]「日本的分業システムと技術」日本中小企業学会西部部会、藤川健[2023]「日本的分業システムと技術の変容」日本中小企業学会第43回全国大会)として発信した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究課題が「やや遅れている」と判断したのは、以下の2つの理由による。第1は、コロナ禍の影響で予定していた企業調査が速やかに行うことが困難であったためである。第2は、研究期間中である2021年10月から2022年9月まで在外研究を行っており、一時的に当該研究を中断しなければならなかったためである。

今後の研究の推進方策

これまでの研究はコロナ禍の影響もあり、文献研究を中心に進めなければならなかった。しかしながら、最終年度の該当する今年度は、学会報告等で頂いたコメントを整理しつつ、フィールドワークを精力的に行い、成果物としてまとめる予定である。

次年度使用額が生じた理由

次年度使用額が生じた主な理由は、研究期間中に1年間の在外研究を実施したことと、コロナウィルスの影響によるフィールドワークの実施が困難であったことが密接に関係している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] サプライチェーンにおける中小企業の役割2024

    • 著者名/発表者名
      藤川 健
    • 雑誌名

      公正取引

      巻: 881 ページ: 25-30

  • [学会発表] 日本的分業システムと技術2023

    • 著者名/発表者名
      藤川 健
    • 学会等名
      日本中小企業学会 西部部会
  • [学会発表] 日本的分業システムと技術の変容2023

    • 著者名/発表者名
      藤川 健
    • 学会等名
      日本中小企業学会 第43回全国大会
    • 招待講演

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公開日: 2024-12-25  

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