• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

大学入学時における友人との動機づけ調整方略の変容

研究課題

研究課題/領域番号 21K02806
研究機関植草学園大学

研究代表者

金子 功一  植草学園大学, 発達教育学部, 准教授 (80781517)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード大学生 / 友人関係 / 動機づけ調整方略 / 自己価値の随伴性 / 学業的満足遅延 / 学習効果
研究実績の概要

大学入学時における友人との動機づけ調整方略の変容を捉える上で,動機づけ調整方略を規定する要因として、学業領域における自己価値の随伴性(個人が特定の自己領域をどの程度重視しているかの指標)に着目し、学業領域における自己価値の随伴性が動機づけ調整方略や学業的満足遅延、学習効果に及ぼす影響プロセスの検討を行うことを目的として、2023年12月から2024年1月にかけて国立大学・私立大学生318名を対象に調査を行った。本調査を実施した経緯において、研究計画において、学業領域における自己価値の随伴性と動機づけ調整方略,学業的満足遅延との関連を直接扱った研究は少ないためである。
本調査から得られる研究知見として、学業における自己価値の随伴性が動機づけ調整方略の各要因、学業的満足遅延や学習効果に及ぼす影響プロセスが見いだされる可能性が推察される。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究の進捗状況について、2023年度において、学業領域における自己価値の随伴性と動機づけ調整方略が学業的満足遅延、学習効果に及ぼす影響プロセスについて調査を実施したが論文化することができなかった。そのため、これまでの進捗状況を踏まえて,「(3)やや遅れている。」と判断した。

今後の研究の推進方策

今後の研究の推進方策として,2024年9月の日本教育心理学会、2024年10月の日本パーソナリティ心理学会での学会発表2本で研究成果を公表し、研究論文の執筆を行いたいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

2023年度には,調査データの集計や分析のための物品を購入したため、当該年度の実支出額が生じた。2024年度は、調査データを保存するためのUSBまたはSSDなどの物品を購入したいと考えている。

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi