研究課題/領域番号 |
21K02903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
伊藤 克治 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (10284449)
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研究分担者 |
大内 毅 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40346838)
石橋 直 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (80802842)
後藤 顕一 東洋大学, 食環境科学部, 教授 (50549368)
野内 頼一 日本大学, 文理学部, 教授 (00741696)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 理科教材 / 3Dプリンター / STEAM教育 / プログラミング教育 / 粒子概念 / 空間概念 / 時間概念 / 見方・考え方 |
研究成果の概要 |
本研究は、学習者が直接手にすることのできる三次元教材を開発するとともに、時間変化と連動した三次元教材を用いた学習プログラムの開発を行った。 三次元教材としては、3Dプリンターを用いて有機分子の球棒モデルや、電子軌道を直感的に理解できる分子模型を製作した。また、防災教育を指向した地形モデルを製作した。デジタル三次元教材としては、プロジェクションマッピン型教材とARによるリアルタイム教材を開発した。さらに、STEAM型の授業として我々は科学的アプローチと工学的アプローチを融合した独楽づくりの授業や、電気回路を用いた授業を開発して実践した。
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自由記述の分野 |
科学教育、教育工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して、新学習指導要領の理科における小学校・中学校・高等学校を通した「見方・考え方」を領域横断的に働かせる学習過程や、STEAM教育の進め方に対して1つの提案ができるものと考えている。また、本研究の成果物は、教科横断的な観点から、技術・家庭科、数学(算数)科、美術(図工)科等の授業にも応用できる。さらに、デザイン(Arts)思考により創出した教材には、ユニバーサルデザインの視点も含まれているため、その波及効果は極めて高いものと考えている。
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