研究課題/領域番号 |
21K04116
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21040:制御およびシステム工学関連
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研究機関 | 佐世保工業高等専門学校 |
研究代表者 |
越村 匡博 佐世保工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (80610310)
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研究分担者 |
山崎 隆志 佐世保工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (20270382)
猪原 武士 佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 准教授 (30634050)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | メタボロミクス / ナノ秒パルス電界 / 出芽酵母 / 代謝 |
研究成果の概要 |
本研究では,ナノ秒パルス電界(nsPEF)が出芽酵母の代謝に及ぼす影響について着目し,代謝物質の網羅的解析と遺伝子発現解析を行った。nsPEFを印加しても出芽酵母が生成するアルコール量には変化がないことを明らかにした。一方,細胞内の親水性代謝物質においてはコントロール群と処理群の間で差があることが示された。さらに,発現遺伝子においても群間に差があることが明らかとなり,nsPEFを代謝制御へと応用が可能であることを示した。
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自由記述の分野 |
農芸化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超短時間で高エネルギーを放出することができるパルスパワー技術を利用したナノ秒パルス電界(nsPEF)は非加熱的に細胞内の状態を変化させることができるため,生物学分野への応用が期待されているが,作用メカニズムについて不明な点が多いことが問題となっている。今回nsPEF印加によって出芽酵母の遺伝子発現および代謝物質に変化が生じることが明らかとなり,nsPEF印加が微生物の代謝制御技術に繋がることが期待される。
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