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2023 年度 研究成果報告書

単分子フラスコ型孤立反応場・空間の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 21K05076
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分33020:有機合成化学関連
研究機関東京理科大学

研究代表者

遠藤 恆平  東京理科大学, 理学部第一部化学科, 准教授 (70454064)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード超分子 / カプセル分子 / 分子間相互作用 / 光学特性
研究成果の概要

ナノメートルサイズの内部空間を有する分子骨格の構築、内部への取り込みにより選択的な反応や保護効果を生み出す手法の開発を進めた。結果としてポリフェニレン型の骨格構築、お椀型分子の設計と金クラスターとの相互作用、ドラッグデリバリーシステムにおける高水溶性ホスト分子の開発に成功し、また次の挑戦的な課題につながる成果を見出した。本成果をもとに、ドラッグデリバリーシステムの開発に注力し応用面にて共同研究先との開発を加速させる予定である。また、次の挑戦的課題については引き続き2024年度からの基礎研究を進める。

自由記述の分野

有機化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、分子取り込みのためのホスト分子設計について理解が進んだと同時に、ドラッグデリバリーシステムとしての新たな課題解決に向けた分子設計の展望が見えてきている。共同研究先との本格的な生体投与と、新たなホスト分子の適用に向けた取り組みを進めることが可能になってきた。基礎的部分は論文投稿に向けてデータ収集を進めている。また、本研究過程において、かねてから狙いを定めていた分子設計を2つ確立、合成にも成功し1つは論文投稿した。本新規分子設計により得られた特異的な性質を元手として引き続き基礎研究に取り組み、さらなる応用展開を目指す土台が整ってきている。

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公開日: 2025-01-30  

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