本申請課題では、LjSYP132sのスプライスバリアントに着目し、それぞれの細胞内局在性と機能相補性を調べ、選択的スプライシングに重要なシス領域を決定 することで未だその制御機構が不明な選択的スプライシングの実体についてその全容を解明することを目的とした。 LjSYP132bLORE1変異体を利用して解析した結果、LjSYP132bの発現が減少するとLjSYP132aの発現が増加することが明らかとなった。またFLAG-タグを付加した細 胞内局在性を確認した結果LjSYP132aもLjSYP132bも局在は変化しないことが明らかとなった。
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