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2023 年度 研究成果報告書

細胞質局在型アイソフォームを利用した新奇育種素材の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21K05531
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分39010:遺伝育種科学関連
研究機関摂南大学

研究代表者

牛島 智一  摂南大学, 農学部, 准教授 (50815058)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード環境ストレス応答 / 細胞質局在型アイソフォーム / 光応答
研究成果の概要

本研究は、イネにおいて、光依存的な転写開始点制御によって生じる細胞質局在型アイソフォームの過剰発現体や欠損変異体を作成し、細胞質局在型アイソフォームの機能を明らかにすることで、当該遺伝子の育種素材としての評価を行うことを目的として行った。その結果、イネにおいて光依存的な転写開始点変化が生じることを改めて確認した。そこで当該制御で生じる細胞質局在型アイソフォームを解析するためのベクターを構築した。そして作製したベクターに解析候補遺伝子をクローニングすることができた。

自由記述の分野

遺伝育種科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は赤色光依存的に転写開始点の選択が変化し、その結果生じるタンパク質の局在が変化するという新しい知見に基づいて行った。その結果、イネにおいても当該制御で新奇の細胞質局在型タンパク質が生じることが再確認された。これらの細胞質局在型タンパク質は環境ストレスの低減に働くと考えられることから、当該制御で生じる細胞質局在型タンパク質の機能を明らかにすることで、環境変動に対する育種に有効な遺伝子の発見につながることが期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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