本研究では、最新のイメージング法、プロテオミクス、生化学を駆使してAP膜形成の初期過程の形成機構の解明を目指してきた。小胞体膜輸送経路のプロテオミクスで取れてきた候補因子の解析が進み、普段細胞質に存在する最上流オートファジー関連因子がどのようにオートファゴソーム形成場に運ばれるのかを解明、論文投稿しminor revision中である。次に、オートファゴソーム膜形成初期の形成場の詳細解析を行っており、VPS34KO細胞にて、CLEM法を用いた結果、初期形成構造体に関して新規知見が得られた。小胞体・ミトコンドリア接触部位のプロテオミクスによる候補因子に関し結果が強くでている3つに候補を絞れた。
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