研究成果の概要 |
アクセション間のTSS-seqデータの比較解析により、申請者らが以前同定したGenicTop, GenicCompanion, Intragenic, Antisense, Orphanの各プロモーターグループについて、配列の安定性及びTSSの安定性の両面から遺伝的安定性を評価することができた。また、それぞれのグループについて遺伝子発現量とプロモーターの安定性に相関があることも明らかにすることができた。 環境ストレスの有無による転写応答の比較からは、シロイヌナズナがより温暖な地域に生息地を移す際に、光合成関連遺伝子群の発現増加、環境ストレス応答性遺伝子群の発現低下を伴うことを発見した。
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