本プロジェクトでは、アルツハイマー病(AD)周辺症状を標的とした新規MOA(mode of action)による治療法確立に向けたAD病態発症機序の解明を実施した。本プロジェクトでは、AD周辺症状の病態発症機序の解明を目指し、ADモデルマウス(APP-KIマウス)ならびにKATP(Kir6.1/Kir6.2)チャネル欠損マウスを用いて、1) APP-KIマウスにおける攻撃性症状の亢進、2) Kir6.1/Kir6.2チャネル欠損マウスにおける攻撃性症状の亢進、3) Kir6.1チャネル欠損マウスにおけるうつ症状の亢進、の各課題に関するAD病態発症機序について明らかにした。
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