小胞体は細胞質中にある一連の膜で囲まれた区画で、シート構造とチューブ構造からなる。チューブ同士がthree-way junctionによって連結され、網目状のネットワークを形成する。小胞体はthree-way junctionの動態制御を介して流動的にチューブ構造からシート構造へ変化させている。Three-way junctionの動態制御にlunaparkのユビキチンリガーゼ活性が重要であるが、その制御機構は不明な点が多い。本研究では、lunaparkがユビキチン化する小胞体膜タンパク質p63を発見した。また、lunaparkのユビキチンリガーゼ活性制御に関わるタンパク質p60を発見した。
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