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2023 年度 研究成果報告書

認知症動物の神経細胞移植による認知機能改善にリーリン/エフリン経路が果たす役割

研究課題

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研究課題/領域番号 21K07529
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

高井 憲治  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (60121167)

研究分担者 清水 潤  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (30509964)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード認知症 / hiPS由来神経前駆細胞 / 細胞移植 / Reelin / Eph/ephrin経路 / Reelin分泌細胞 / 海馬治療 / 神経再生
研究成果の概要

認知機能改善には海馬の神経再生とReelinシグナル伝達が重要である。治療をヒトiPS由来NSPC(神経幹・前駆細胞)の移植で行うが、Reelinと下流のシグナル伝達がどの様に動いているのかを探る。移植前後のReelin下流の細胞内シグナル伝達を調べ、NSPCの運命決定機構、定着機構、病気の回復における神経回路網形成機構を探る。NSPC移植が認知症マウスの神経回路の再構築をする可能性が高い。その過程でNSPCがReelinを産生し、宿主と移植細胞に作用して下流のDab1とAktをリン酸化し、その下流の細胞内シグナル伝達を経てEphrinB3がシナプス形成を活性化する。

自由記述の分野

神経疾患のメカニズム

研究成果の学術的意義や社会的意義

アルツハイマー型認知症の治療薬として新薬が相次いで承認された。中核症状の治療薬として、塩酸ドネペジルに加えて、同じくアセチルコリンエステラーゼ阻害薬(AChEI)であるガランタミン、リバスチグミンが承認され、さらにN-methyl-D-aspartate(NMDA)受容体拮抗薬であるメマンチンも承認された。いずれも効能・効果は「進行抑制」である。しかし、実際には「進行抑制」だけではない様々な効果を認める。

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公開日: 2025-01-30  

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