研究課題/領域番号 |
21K07559
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高澤 千晶 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (60623189)
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研究分担者 |
麦倉 俊司 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (20375017)
森 菜緒子 東北大学, 医学系研究科, 助教 (90535064)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 膵癌 / MRI / スクリーニング |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、T1強調画像(T1WI)、T2強調画像(T2WI)、拡散強調画像(DWI)、および磁気共鳴胆道膵管造影(MRCP)の所見の診断性能を個別に評価し、臨床診療において小膵管腺癌(PDAC)患者と対照群を区別するための最適なブール解釈モデルを特定することであった。「T1WI または DWI または MRCP」の所見の組み合わせは、最高の感度 96.7% および陰性予測値 99.6% を達成し,臨床現場で小さな PDAC を対照群と区別するための最適な解釈モデルとなる可能性があります。
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自由記述の分野 |
腫瘍画像解析
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
組み合わせについては、「T1WI または DWI または MRCP」が「論理和、OR」によって構成され、他よりも感度 (96.7%) と NPV (99.6%) は高かったが、PPV (59.2%) は低かった。この組み合わせが小さな PDAC の患者を効果的に検出できることを示唆している。患者が「T1WI または DWI または MRCP」の組み合わせを使用して陰性と判断された場合、症例が正常であることが強く示唆された。偽陽性は PPV が低いことが原因である可能性がある。
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