HLA-B*13:01のX線結晶構造解析を目指したが、β2-Microgloblinとの複合体を得ることが出来なかった。そこで、HLA-B*13:01とβ2-Microgloblinの複合体をin silicoで明らかにし、DIHSを引き起こすアロプリノールとフェノバルビタールをドッキングの手法で結合様式を予測した結果、共通の結合が見つけることが出来た。このことからHLA-B*13:01を持つ人に対して薬疹を引き起こす医薬品の共通構造を予測することが出来、この結果を応用することでHLA-B*13:01を持つ人が薬疹を引き起こす医薬品をあらかじめ予測することが出来ると考えられる。
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