本研究の目的は、不確定要素を含んだ過去のデータを含めて解析し、それを元にAIを用いて手術室の運用の自動的な管理を行うことであったが、研究の過程で実際の運用に最大の影響を与えるのが看護師のスキル管理であることが判明し、このスキル管理を行うプログラムを作成し、これを手術スケジュール自動生成コンピュータプログラムに組み込むこととした。 手術部門システムからデータを抽出して任意のシステムに接続できるプログラムを作成し、このプログラムを本研究で構築、作成した看護師個人がスキル管理をすることのできるシステムに接続した。このシステムへはクラウドを通じて各個人によるアクセスが可能であり、現在は試験運用中である。
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