研究課題/領域番号 |
21K09202
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
武中 章太 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (40795861)
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研究分担者 |
海渡 貴司 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授 (70623982)
蟹江 祐哉 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 助教 (10896377)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 安静時functional MRI / 圧迫性頚髄症 / 脳機能的変化 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
頚髄症患者202名および対照となる健常被験者120名に対してrs-fMRI撮影を7施設でデータを得た.rs-fMRIの評価として,機能的結合評価および自発脳活動評価(Amplitude of low-frequency fluctuations ; ALFF) , 局所灰白質容積評価(voxel based morphometry; VBM)を行った.3施設計126例の解析によりpreliminaryな結果と同様な結果(視覚野と右上前頭回の脳機能結合の術後の回復)が得られた.
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自由記述の分野 |
整形外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
四肢の麻痺を呈する圧迫性頚髄症に対して手術の効果の予測(術後に改善を期待できるか)は現状では術者の経験に依存している部分が多い.特に発症からの期間が長い患者や麻痺の程度が強い患者については予測が難し い.今回の結果を用いると,術前の安静時脳functional MRIを解析することによって手指の麻痺の程度を表す10秒テスト(10秒間で何回グーパーができるか)の改善程度を予測できる可能性が示された.これにより患者は手術を受けるかどうかの客観的評価を術前に得られる可能性がある.
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