研究課題/領域番号 |
21K09803
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 (2023) 順天堂大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
林 礼人 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (10365645)
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研究分担者 |
野尻 岳 順天堂大学, 医学部, 助手 (20837231)
市原 理司 順天堂大学, 医学部, 准教授 (40599247)
内山 美津希 順天堂大学, 医学部, 助手 (60814506)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 末梢神経再生 / 人工神経 / 端側神経縫合 / 神経移植 / シュワン細胞遊走 |
研究成果の概要 |
端側神経縫合法を用いてシュワン細胞を遊走させたハイブリッド型神経の実臨床への応用を目標として、ラット坐骨神経モデルにおいて本邦で臨床使用可能な既存の人工神経を用いて作成したハイブリッド型神経を移植し、神経および機能再生を検討する実験を行った。 既存の人工神経を用いて作成したハイブリッド型神経の移植により、ラット坐骨神経20mm欠損という巨大神経欠損においても良好な神経および機能的再生が得られることが確認された。
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自由記述の分野 |
再建外科、末梢神経再生
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により本邦で臨床使用可能な人工神経においても、端側神経縫合法を用いてシュワン細胞を遊走させたハイブリッド型神経を作成および移植する手技は有用であることが確認された。現在、本邦で使用されている人工神経は、運動神経での有用性が不安定であり、神経の有効な伸長距離にも限界があることから、積極的な適応は3cmまでの短い知覚神経の欠損に限られている。本手技はすぐにでも臨床応用可能であり、こうした人工神経の問題を解決し、適応範囲を大幅に拡大するとともに、自家神経移植に代わる手技としての発展、低侵襲な再建手技を実現できる可能性が示唆された。
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