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2023 年度 研究成果報告書

硬組織誘導能と炎症制御能を具備する新規直接覆髄材の開発とその臨床応用への展望

研究課題

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研究課題/領域番号 21K09870
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

川島 伸之  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (60272605)

研究分担者 興地 隆史  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80204098)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード歯髄 / 歯内療法材料 / 硬組織誘導 / Bio-C sealer / Well-Root ST / EndoSequence BC sealer / S-PRG / 抗炎症
研究成果の概要

ケイ酸カルシウム系シーラーであるBio-C sealer、Well-Root ST、EndoSequence BC sealerの硬組織誘導能を検討し、これらがカルシウムイオン依存性に骨芽細胞株Kusa-A1細胞の石灰化結節形成を誘導し、硬組織マーカーの一つであるオステオポンティン発現を促進することを示した。また、リポ多糖で刺激された株化マクロファージRAW264.7細胞からの炎症性メディエーター産生を抑制した。試作surface-reaction-type pre-reacted glass-ionomer (S-PRG) filler 含有シーラーにおいても抗炎症能が認められた。

自由記述の分野

歯内療法

研究成果の学術的意義や社会的意義

生体傷害性を示さないだけではなく、硬組織誘導能および炎症制御能といった生物活性を有する歯内療法で使用する様々な材料が近年注目を集めている。今回現在新しく歯内療法に導入されたBio-C sealer、Well-Root ST、EndoSequence BC sealerの硬組織誘導能および炎症抑制能について検討し、どれもが硬組織誘導能および炎症抑制能を示したことから臨床においても良好な成績を示すことが期待される。また試作surface-reaction-type pre-reacted glass-ionomer filler 含有シーラーにおいても抗炎症能が示され、臨床応用が期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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