研究課題/領域番号 |
21K10005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
石井 正和 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00456683)
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研究分担者 |
西村 正宏 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (00294570)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 脂肪分化 / 活性酸素種 |
研究成果の概要 |
間葉系幹細胞(MSC)は生体内の様々な組織に存在し、骨、軟骨、脂肪などの組織に分化することができる。異なる組織中に存在するMSCは、発生学的起源の違いにより異なる特性を示すことが報告されている。顎骨骨髄中に存在するMSC(MBMSC)は、脂肪細胞にほとんど分化しないことが明らかとなっているが、MBMSCの脂肪分化抑制メカニズムは十分に解明されていない。本研究によって、脂肪分化誘導によるNOX4由来のROS産生増加の抑制がMBMSCの脂肪分化能の低下を引き起こす可能性があることが明らかになった。
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自由記述の分野 |
歯科補綴学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、脂肪分化誘導によるNOX4由来のROS産生増加の抑制がMBMSCの脂肪分化能の低下を引き起こす可能性があることが明らかになり、MBMSCの組織特異的な特性を解明するための重要な手がかりとなった。従って、本研究は学術的・社会的意義の高いものである。
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