研究課題/領域番号 |
21K10378
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
首藤 太一 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20295687)
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研究分担者 |
竹本 恭彦 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 客員教授 (20364002)
福本 一夫 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20897392)
川村 智行 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 客員准教授 (60271186)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 行動変容 / 健康行動 / 動機付け面接法 |
研究実績の概要 |
医学生は、人の動機を概説し、動機づけの例示ができ、さらには、健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力が求められている。William Millerらにより動機づけ面接法(Motivational Interviewing:MI)が提唱され、人がよい方向に向かおうとする行動を引き出す面接手法として、その有用性が世界中で認識され、多くの分野で普及している。本研究では、MI技法修得の医学生教育への導入により、医学生が健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説でき、さらには模擬的に実践できる能力を獲得できる一助になるか否か検討することを目的とする。 2022年度は、モデルコアカリキュラムに定められた、医学生が健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力が獲得するため、オンラインでの授業形態で実施した。これらを通じて、動機付けの例示できる能力、そして、健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力を身につけるよう授業を行った。 2023年度には、効果的な対人コミュニケーションについて理解と模擬的な実践、健康行動や行動変容を行う動機づけについての概説、臨床に応用されている行動科学的な治療法について概説および模擬的な実践、医療情報の伝え方を理解と模擬的な実践を目標として、同級生間や模擬患者とのグループワークを行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
医学生が模擬的に患者支援や保健指導を実践できる能力を獲得できるか否かを、明らかにするため、MI技法を用いた動機づけ例を、シナリオを作成し、模擬的に演じて、有効な動機づけが行えているシナリオかどうかを確認する計画であった。2022度はオンライン授業での開催であったため、上記の計画を十分に実施することができなかった。そのため、進捗状況としてやや遅れていると考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
モデルコアカリキュラムに定められた、医学生が健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力が獲得し、さらに、こうした概説が行える能力の獲得後、さらに、模擬的に患者支援や保健指導を実践できる能力を獲得できるか否かを、明らかにする必要がある。 2023年度、コミュニケーションの授業科目として、効果的な対人コミュニケーションについて理解と模擬的な実践、健康行動や行動変容を行う動機づけについての概説、臨床に応用されている行動科学的な治療法について概説および模擬的な実践、医療情報の伝え方を理解と、模擬的な実践、を目標として、同級生や模擬患者とのグループワークを実施する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
能動的参加型授業を実施して、MI技法を用いた動機づけ例を、シナリオを作成し、模擬的に演じて、有効な動機づけが行えているシナリオかどうかを確認する。 また、これらを通じて、動機付けの例示できるための能力、そして、健康行動や行動変容を行う動機づけを概説し、生活習慣病における患者支援や保健指導を概説できる能力を身につけることを目標としている。 当初の予定よりも遅れたため、次年度使用額が生じたものである。
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