研究課題/領域番号 |
21K10466
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
和田 恵子 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00532673)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 学校保健 / 栄養 / 肥満 / 耐糖能 / 二次性徴 |
研究成果の概要 |
6歳から15歳まで(小学1年から中学3年まで)の小児を対象とした縦断研究を実施し、2021年から2023年には、小学4年生、中学1年生、中学3年生それぞれ約1800名を対象に、アンケート調査や健康診断を実施した。食事摂取量では、栄養素、食品群に加え、イソフラボン、糖質組成やglycemic index、glycemic loadを推定した。体格、血圧、耐糖能、脂質代謝や二次性徴を評価し、食事などの生活習慣が、これらの身体指標にどのような影響を与えるか分析した。さらに、2020年3月~5月のコロナ禍における学校一斉休校が子ども達の生活習慣や健康に与えた影響を調べた。
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自由記述の分野 |
疫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小学1年生から中学3年生までを縦断的に追跡し、生活習慣や身体指標を評価した研究は少ない。特に、小児期の様々な栄養摂取量を推定し健康状態との関連を評価することで、小児期の食事の摂取がどうあるべきかを示唆し、食育につなげることができる。また、2020年のコロナ禍における学校一斉休校が子ども達の生活習慣や健康に与えた影響を調べることは、将来の健康危機における学校のあり方に示唆を与える。
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