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2023 年度 研究成果報告書

行動変容につながる看護マネジメントリフレクション研修プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21K10574
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関千葉県立保健医療大学

研究代表者

西村 宣子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (90827677)

研究分担者 富樫 恵美子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (60839166)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードリフレクション / 看護管理者 / 意識変容 / 行動変容 / 看護マネジメントリフレクション / 研修プログラム / 経験学習
研究成果の概要

本研究は、行動変容につながる看護マネジメントリフレクション研修プログラムの開発を目的とした。
質的帰納的分析で明らかにした看護師長のリフレクションの課題と行動変容への促進要因を踏まえ、気がかりな経験に対して「記述・対話・コーチング・プロセスレコード・関係性マップ・ロールプレイング」を用いた3回のリフレクション研修を企画し、リフレクション研修未受講の看護師長を対象に実施した。研修後6ヶ月、1年後において、【自己の行動や思考を意図的に振り返る】ことや【自己の傾向を意識して冷静に対応する】とマネジメントの思考や行動の変化が見られた。しかし、量的データで研修効果を表明することはできなかった。

自由記述の分野

看護管理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

看護師長のマネジメントにおける気がかりな1事例を「記述・対話・コーチング・プロセスレコード・関係性マップ・ロールプレイング」と様々な方法で時間をかけて丁寧に分析する本研修プログラムにより、自己の固定観念や無意識な前提、マネジメント行動の傾向に気づくことができた。そして、リフレクションで得た学びやスキルを積極的に看護管理実践に活用するという効果を確認できた。
これらから、本リフレクション研修により、自己の具体的な経験を「多様な視点から内省することで、知識やスキルを獲得し、異なる状況に適用し試行する」というプロセスがスムーズになり、看護管理実践力の質向上へ寄与することが期待できる。

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公開日: 2025-01-30  

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