• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

女性看護師における手の冷たさのメカニズム解明と交感神経活動に着目した改善策の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K10650
研究機関兵庫医療大学

研究代表者

鈴木 みゆき (岡みゆき)  兵庫医療大学, 看護学部, 教授 (30510987)

研究分担者 鷹股 亮  奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (00264755)
土田 敏恵  兵庫医療大学, 看護学部, 教授 (10461170)
徳重 あつ子  武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (30555644)
伊部 亜希  敦賀市立看護大学, 看護学部, 准教授 (80452431)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード女性看護師 / 看護師 / 手 / 手の冷たさ / 交感神経 / 冷え
研究実績の概要

本研究は、3つのステップから構成している。ステップ1は、病院での観察研究、ステップ2は、人工気象室での実験研究、ステップ3は、手の冷たさの改善策の開発と予備研究である。手の冷たさに関するテーマであり、季節の影響について考慮が必要なため、いずれも冬季に限定して実施予定である。
2021年度は、本来病院での観察研究を実施予定であったが、冬季に新型コロナウイルス感染症の流行期と重複し、病院でのデータ収集を見合わせた。そのため、ステップ1を2022年度に実施する予定に変更し、2021年度は、測定機器の選定、デモ機器を用いた動作の確認、測定方法の検討を行うなど、次年度に向けた研究計画の洗練化に努めた。
洗練化した実施計画の概要としては、研究協力病院において、冷えの有無に関わらず、実際の就労中の女性看護師を対象とし、2022年12月-2023年2月に調査を実施する予定である。データは、属性について、手の冷たさについて、交感神経活動について、主観について収集する予定で、それらについての具体的な研究計画案、デモ機器を用いた測定方法案を見直した。2021年度に立案した内容に基づいて、2022年度はデータ収集を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の流行期と研究実施時期が重複したことから、2021年度予定の病院での観察研究を見合わせた結果、予定より遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

2022年度はステップ1のデータ収集を行う。2023年度はステップ1のデータ解析および論文まとめ、ステップ2の人工気象室での実験研究の計画を洗練化し、データ収集を行う。2024年度は、ステップ2のデータ解析および論文まとめ、ステップ3の手の冷たさの改善策の開発と予備研究を実施予定である。新型コロナウイルス感染症の流行状況により、ステップの順番について、一部入れ替えを検討する可能性はあるが、基本的には上記のとおり順次研究を進行していきたいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

2021年度は、次年度に延期した研究計画の洗練化のために、機器の選定を行い、購入を進めていた。選定した測定機器のうち、血流計のメーカーより製造がすぐにできない旨の連絡があり、購入に至っていない。また、研究計画を延期したことで、実施に関連した予算の支出がなかった。そのため次年度使用額が生じた。血流計については、メーカー側の製造が可能になれば購入の予定である。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi