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2023 年度 実施状況報告書

思春期の子どもの概日リズム睡眠・覚醒障害のケアプログラムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K10702
研究機関人間環境大学

研究代表者

鈴木 善博  人間環境大学, 看護学部, 准教授 (60780111)

研究分担者 北島 剛司  藤田医科大学, 医学部, 教授 (40360234)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード概日リズム睡眠・覚醒障害 / 精神看護 / 不眠症 / 思春期
研究実績の概要

2021年論文の執筆と先行研究をまとめた。自身の先行研究をもとに、思春期の概日リズム睡眠・覚醒障害の子どもに必要なケアの要素と子ども向けの方法について文献をまとめた。
2022年先行研究を元に、オリジナルの概日リズム睡眠覚醒障害のケアプログラムの原案を作成。原案について、日本睡眠学会認定の3名からヒアリングを行い、内容の妥当性を確認した。睡眠衛生についての学習や障害についての学習などの専門的な知見からの意見を聴取できた。また、概日リズム睡眠覚醒障害の子どもたちにケアを実施している精神科経験5年以上の看護師にもケアプログラムを精査して貰い、子どもへの実施について難しい表現やボリューム、看護師として実践可能かをヒアリングした。2022年11月に、「医学と生物学」にて論文「思春期の子どもの概日リズム睡眠・覚醒障害の体験と認識」を発表した。
2023年に、人間環境大学への倫理審査を行った。2024年に、藤田医科大学病院にて倫理審査中。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2021年、2022年とコロナウィルスの影響をうけ、病院関係者以外の病院の出入りが制限され当事者の子どもに接する機会や見込みがなく進展しなかった。また、勤務する大学は看護師の養成をしており、研究へ時間を割く時間に変動が生じた。

今後の研究の推進方策

2024年6月に研究倫理審査終了。7月から藤田医科大学病院の精神科病棟にて子どもへの介入研究を実施予定。2024年2月にEAFONSでの発表を目標にしている。

次年度使用額が生じた理由

介入研究の実施が行えないため、アクチグラフの購入を先送りにした。また、コロナウィルスの影響もあり学会への参加を控えたため。

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公開日: 2024-12-25  

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