研究課題/領域番号 |
21K11005
|
研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
坪井 桂子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (80335588)
|
研究分担者 |
小澤 和弘 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (20336639)
秋定 真有 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (20738546)
石橋 信江 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (50453155)
山崎 尚美 四天王寺大学, 健康科学部, 教授 (10425093)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 教育支援 / 高齢者ケア施設 / 教育支援看護師 / 新任期看護師 / オンライン研修 / オンデマンド研修 / 学習管理システム |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、高齢者ケア施設の新任期看護師(1~3年)を教育支援する看護職に向けた継続可能な研修プログラムを開発することである。研修プログラムは、高齢者ケア施設の新任期看護師を教育支援する看護職に向けて作成した、「教育支援ガイド」(坪井,2018)を基盤に、オンライン研修とオンデマンド研修を効果的に統合した継続可能なかつ発展的なものを開発することとしている。
今年度は、下記の4点、①教育支援研修プログラムの開発、②教育支援研修前後に用いるワークシートの開発、③評価指標の開発、④研修用サイトの開発を行った。①については、テーマを選定し、研修期間、研修時間、研修内容、研修方法、研修素材の吟味を行った。②については、研修参加者が自身の教育支援を振り返り予め記入する事前課題、研修中に使用し参加者同士が交流できるシートを作成した。③については、エビデンスとなる文献を検討し、ジェームス・カークパトリックの「新モデル」による混合評価を採用することとした。加えて、研修自体を評価する指標を作成した。④については、テキスト、研修で用いるパワーポイント、ワークシート動画を組み込み、事前・事後の学習をしやすいように流れを検討した。研修テーマは2つに絞り込み、①睡眠障害の緩和における教育支援方法:第1回アセスメントと教育支援の目標の立案、第2回教育支援の実際、②イレウスへの早期対応における教育支援方法(2回の構成は1回目と同様)とした。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研修内容・方法の詳細な検討に時間を要したため。
|
今後の研究の推進方策 |
今後は、グループワークシートの共有方法、事前課題の提出方法、個人の学習管理システムの検討などを行う。その後、倫理審査を受け、プレテスト、本調査の実施を予定している。
|
次年度使用額が生じた理由 |
プログラムの開発に時間を要しているため
|