研究課題/領域番号 |
21K11126
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
國分 真佐代 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 教授 (80289876)
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研究分担者 |
出石 万希子 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (20712566)
松本 あさみ 鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 助教 (50805546)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | ボンディング / 周産期メンタルヘルス / 介入研究 / オンライン・マテニティークラス |
研究実績の概要 |
2021年度には研究目的に基づいて具体的な研究方法を再検討を行い、調査方法を一部変更した上で質問紙作成をした。研究協力は県内4町1市補選センターに得られることができ、所属大学に倫理審査の承認を得て、2022年4月から調査開始ができる準備を整えた。 調査方法の一部変更とは、オンライン・マタニティークラスの有用性を確認するために、オンライン・マタニティークラスを受講しない対照群と受講した介入群の2群の母親・父親を設定し、調査時期は妊娠20週から産後1ヵ月までの期間に対照群は4回、介入群は5回としたことである。 研究体制としては、研究開始に向けて研究概要を説明を行い、協力施設の保健センター保健師がオンライン・マタニティークラス内容の具体的なイメージを持てる機会を持った。また、その後も各市町の母子保健情報の共有を図った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究方法を再検討し、2022年度にはオンライン・マテニティ―クラスを受講しない対照群のデータ収集を中心に行い、対照群データ収集後にオンライン・マタニティークラス受講の介入群のデータ収集を行うことになった。また、調査協力を得た5市町の母子保健担当保健師の中で4施設において、担当保健師が交代となったことから、調査開始準備の打合せが2重に必要となった。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度は市町担当者との連絡調整を密に行いながら効果的に対照群のデータ収集を行う。また、介入群に実施するオンライン・マテニティ―クラスにおける市町保健師の担当部分を具体的に準備して、対照群データ収集後に実施していく。 さらに、担当保健師と本研究の実施をおこなっていくためにも各市町の母子保健現状とその課題を明確にしていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
初年度に予定していたパソコンや統計分析ソフト購入を次年度購入に変更した。また、初年度には知的専門家への相談に費用が発生しなかったため、次年度にはデータ分析について相談をかけていく予定
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