研究課題/領域番号 |
21K11371
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
中川 匠 帝京大学, 医学部, 教授 (90338385)
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研究分担者 |
宮本 亘 帝京大学, 医学部, 講師 (30437553)
笹原 潤 帝京大学, 医療技術学部, 准教授 (70527465)
安井 洋一 帝京大学, 公私立大学の部局等, 講師 (80527466)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 投球傷害 / 投球数 / 肩甲骨高位 / 学童期投手 |
研究実績の概要 |
本研究では、少年野球チームに所属する学童期投手(5・6年生)を対象に投球数ごとの自覚症状、肩甲骨位置などの他覚所見および投球動作を三次元動作解析し、投球数が肩甲骨位置と投球動作に与える影響を明らかにする。2021年度は本研究の基盤となる先行研究としておこなった大学生投手の投球動作データの解析中に、本研究で使用する動作解析システムの不具合が一部判明しシステムの修正、調整をおこなっている。また、動作解析データの収集において投球動作のような素早い動きの場合には外部環境の光の影響を受けやすいことが判明し、遮光カーテン等の設置をおこない投球動作解析環境の整備をおこなった。2021年度中は都心部を中心としたCOVID-19の感染拡大が続いた影響もあり、被験者となる学童期投手のリクルート活動が困難な状況であった。2022年度よりデータ収集を開始できる見込みである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2021年度中は都心部を中心としたCOVID-19の感染拡大が続き、被験者となる学童投手のリクルート活動およびデータ収集が困難な状況であったため。
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今後の研究の推進方策 |
被験者のリクルート活動を進め、年内にデータ収集をおこなう予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2021年度中は都心部を中心としたCOVID-19の感染拡大が続き、被験者となる学童投手のリクルート活動および実際のデータ収集が困難な状況であった。そのため、リクルート活動での交通費や被験者への謝礼金が発生せず、次年度へ繰越しをした。
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