研究課題/領域番号 |
21K11651
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研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
島袋 尚美 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (80738253)
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研究分担者 |
任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
比嘉 憲枝 名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (40326509)
本村 純 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (50632999)
神田 奈津子 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (50824512)
田場 真由美 名桜大学, 健康科学部, 教授 (90326512)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ヘルスリテラシー / 離島中学生 / 健康教育 / 健康情報の見える化 / 演劇ワークショップ / 批判的思考 |
研究実績の概要 |
研究の目的:沖縄県北部離島(3か所)の中学生のHLと批判的思考力の実態を捉えるための調査を行い、その特徴を明らかにする。また「人生100年を健康に生きるヘルスリテラシー教育プログラム」で中学生のヘルスリテラシーと批判的思考力が向上するかを検証し評価する。その介入前の状況確認のために批判的思考力の実態調査実施する。 2021年度:ヘルスリテラシー(以下HLと記す)と批判的思考力の実態調査実施の準備のため、研究対象中学校へのフィールドワークを行った。また、教育プログラムの実施企画、学校・保護者との企画調整、演劇ワークショップ調整、ICT関連事業所との調整を行った。 2022年度:7月頃よりWebを使用して各中学校でアンケート調査実施し、10月からICTを活用したアクティブラーニング授業、演劇ワークショップを実施する。 本調査は、教育プログラム介入前の中学1年生から3年生を対象に無記名自記式質問紙調査を行い、HLと批判的思考力の特徴を捉える。アンケート内容はHL尺度、生活習慣の状況、健康情報への興味・行動、保健分野の批判的思考力テスト(古田,2014)等とする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
未成年者への調査研究とのことで、昨年11月に申請した倫理審査が承認までに時間を要し、さらに新型コロナ感染症拡大の影響もあり渡航して研究調整ができず、当初5月にアンケート調査を実施する予定であったが、7月頃に実施となる予定である。
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今後の研究の推進方策 |
沖縄県北部離島3か所の中学校で「ヘルスリテラシーと批判的思考力の実態調査」を実施する。今年7月中の予定。その調査の分析結果を踏まえて、ヘルスリテラシーの高い人材を育成する「人生100年を健康に生きるヘルスリテラシー教育プログラム」の内容の検討を共同研究者、協力者と行いプログラムを確定する。その後、11月から12月にかけて離島中学校でICTを活用したアクティブラーニング授業と演劇ワークショップを実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍において、研究活動が出来なかった。令和4年度に再度活動を再開する。
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