研究課題/領域番号 |
21K11651
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研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
島袋 尚美 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (80738253)
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研究分担者 |
任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
比嘉 憲枝 名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (40326509)
本村 純 名桜大学, 健康科学部, 上級准教授 (50632999)
神田 奈津子 名桜大学, 健康科学部, 准教授 (50824512)
田場 真由美 名桜大学, 健康科学部, 教授 (90326512)
當山 ちひろ 名桜大学, 健康科学部, 助手 (40966678)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 中学生 / 離島 / ヘルスリテラシー / 健康教育 / 演劇ワークショップ |
研究実績の概要 |
人生100年を健康に生きる離島中学生のヘルスリテラシー教育プログラムの開発について、「情報リテラシーと演劇ワークショップを活用した授業」を沖縄県北部離島中学校3校で実施した。 2022年(A・B校)実施:研究代表者と中学校教員と劇団の講師陣との事前の打ち合わせを密に行い、大学教員(情報分野)との授業実施の打ち合わせ、学生のファシリテーターの研修ミーティングなどの事前の準備が整った上で、スムーズに健康教室が実施できた。 ・Step1「ICTを活用したアクティブ・ラーニング授業」では、授業時間50分という短い時間であったが、前回のA中学校での講話の反省点を活かし、講話内容をブラッシュアップし、内容を絞り、グループワークを実施する時間が十分とれた。 ・Step2「演劇コミュニケーション・ワークショップ」では、男子生徒が3分の2と多い中で活発な活動ができた。中学生生徒も思春期という羞恥心や反発心が強くなる難しいライフステージに演劇のワークショップにうまく参加してもらえるか不安があったが、劇団の主・サブファシリテーター達の経験と洞察力で、生徒個々が主体的にワークショップに取り組めるように促すことができた。 2023年(C校)実施:前回実施のA・B中学校は対象が40名前後であったが、C中学校は生徒116名が対象のため、体育館で実施した。その多数対象に対応するために、講義を担当する学生講師と担当大学教員と話し合いを重ねた。前回は個人のタブレットを用いてWebサイトから直接、健康情報を検索する方法を取ったが、今回は多数が同時に情報にアクセスすることでWi-Fiなど通信機能の不具合が起こる可能性を加味して、実際のWebサイトの画像と「だいじかなリスト」を使用してクイズ形式に情報を得る方法、批判的にみる方法の実践を行った。生徒たちが元気よく、楽しく学べたと推察する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2021年度のアンケート基礎調査、2022年度2つの中学校で健康教育実施、2023年度は最後の3校目の健康教室を終了できた。健康教室実施直後、1か月後の評価アンケート調査も中学校の協力をいただいて対象生徒へ実施できた。アンケート調査のデータ分析を行い、結果を出して、現在論文作成に入っている。当初計画どおりに進捗している。
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今後の研究の推進方策 |
本研究の健康教育実施前に3校の中学生を対象に、健康情報リテラシーの実態、保健分野における批判的思考力、健康情報への興味・行動の実態、健康行動のモチベーションに関連する自己効力感などの特徴を明らかにするためWebによるアンケート調査を実施した。また、教室の効果評価として、健康教室の実施後に実施前と同じ質問項目のアンケート調査を実施し、教室直後、1か月後と経時的な実態調査を行った。現在は、その集計分析を終えて、結果を出すことができ、論文を執筆している。
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次年度使用額が生じた理由 |
本研究のアンケート基礎調査、健康教室は開催でき、現在は論文執筆中である。そのため最終の成果報告に使用する雑費や製本費として次年度使用額が生じている。
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