三年間の研究成果の学術的意義の根拠を示すデータとして,Scopusに収録されている「査読付論文」は合計24本である。本研究の直接経費の合計は320万円であるので,単純に割り算するとScopus収録の査読付論文1本あたりのコストは約13万3千円である。また,世界大学ランキング等の指標として重要な「トップ10%論文」について,Scopus/SciValの29 May 2024のデータによると,論文合計24本中,7本がトップ10%論文に該当している。すなわち,トップ10%論文の現在の輩出率は29.2%である。客観的に見て,我が国の研究力向上に貢献しており,社会的意義も小さくないと考えられる。
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