本研究は、「ネット依存(ゲーム障害)予防教育」をテーマとして掲げた実践的研究である。その成果として、各教育現場におけるリサーチから、依存症を自覚するためのチェックリスト(フロー図)やインタビュー・アンケート項目(ゲームリストを含む)を作成した。また、現行のカリキュラムからネット依存(ゲーム障害)の予防に関する授業実践のための教材開発をおこない、20本のマンガ教材やワークショップ用教材を開発し、専用のウェブサイトにて公開した。また実際の教育現場にて当教材の評価検証を実施、一定の学習効果が認められた。(専用サイト;https://web.wakayama-u.ac.jp/~toyoda/iga/)
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